来年のグループ展

来年のちょうど今頃、東京でグループ展をする予定です。
メンバーは、私達２ほんの木と、
私の大学からの友人二人の、四人展です。

二人は、東京でそれぞれ仕事をしながら、制作活動をしています。
大学を卒業して、もうすぐ８年が経とうとしていますが、
大学時代の友人達は、私にとっては心の支えです。
今回も、大学４年間を過ごしたとはいえ、何かと心細い東京での展示会ですが、
彼女達のおかげで、とても心丈夫です。




メンバーのうちの一人は、木彫作家です。
彼女には独特の世界があります。
イラストも描くので、私が４年前に初個展をした時、
自分で作った額や写真立ての中に、彼女の絵を飾らせてもらいました。
いつか一緒に、展示会がしたいと思い続けていましたが、
やっとその願いが叶うことになり、とても嬉しいです。







彼女は、普段は会社勤めをしながら、
休みの日などには、自分で借りている工房で制作をしています。

彼女は、ご両親も芸術家です。
先月ですが、お父さんの遺作展を開かれ、拝見してきました。
お父さんの作品も、優しくおおらかで、私は大好きです。
またの機会に、ここでもご紹介させて頂きます。


もう一人は、現在は”原型士”という仕事で活躍しています。
彼女は、学生時代は、私と同じ金属専攻で、
隣同士で制作し、「同じボンベからガスを分け合う仲」でした・・・
彼女にも独特の世界があり、学生の頃から
オリジナルのキャラクターをスラスラとスケッチブックなどに描いており、
私はそれを隣から、感心して眺めていました。
卒業してから、話しでは色々聞いてはいたのですが、
実際に彼女がどういうものを作っているのか、よくわからなかったのですが、
今回、グループ展を一緒にすることになり、
プロの技を見せて頂けるので、本当に楽しみです。

準備もまだまだ進んでいないのですが、あと１年しかありません！
しかし、主人も私も、初めての東京での展示会ということと、
二人の作品とのコラボレーションを、とても楽しみにしています。

詳細は決まり次第、ここでも紹介していきたいと思います。

空間

昨日、奈良アート・クラフト祭に出品して来ました。

初の野外での展示会でした。
テントを張って、がたがたの地面の上に作品を並べて・・・
まわりは、屋外フェスティバルに慣れている方々が多いように見受けられ、
私達の手際の悪さは目立っていたかもしれません。

短期間で二つの展示会に参加しました。
名古屋でのグループ展、今回のアート・クラフト祭から感じたことは、
空間の大切さです。




名古屋の会場です。
商業ビルの吹き抜けのエントランス部分での展示会でした。




奈良の展示ブースです。


家具はガーデンファニチャーなどをのぞけば、室内に置いて使うものです。
私達は日頃、お客様それぞれの室内空間に合ったものを
製作したいと考えています。
空間が広すぎても、狭すぎても、あるいは非日常的であっても、
イメージは伝わりにくいものだと、改めて感じました。
今後の展示会への参考にしたいと思います。

しかし、奈良アート・クラフト祭は大変な賑わいで、
たくさんの方々にご覧になって頂けました。
また、屋外フェスティバルのいいところは、
お客様と出品者、出品者同士の距離が近いことだと感じました。

幸い、お天気にも恵まれ、楽しい一日を過ごせました。
遠方にも関わらず、会場まで来て下さった方々、
本当にありがとうございました。